きーたんの聖地巡礼回顧録

March 18, 2024

その15「大切なこと」

 

今回は聖地の話ではありませんが…。
明日はかまってちゃん配信16周年記念の日です。昨夜サウンドクラウドで新曲が公開されましたね、また新しい作品にリアルタイムで触れられる事ができとってもうれしいです。


〈SoundCloudリンク〉


ファンになって6年、私は「もっと昔からかまってちゃんに出会っていたらな…デビュー当初からリアルタイムで見たかったな…」なんて昔からのファンの人を羨ましく思うことがあるのですが、配信での子さんが「何年後何十年後かに今のオマエをその時のファンが同じようにそう思うんだよ」と言ってくれて、「あぁそうだよな今を大切にしよう」って思いに至りました。これからファンになる方も同じようにその時その時のリアルタイムの神聖かまってちゃんを堪能していきましょう。


神聖かまってちゃん(の子さんの作品)は私にとって甘美な劇薬であり畑は違いますが創作活動の模範です。


1. 1人になることを恐れない

2. オリジナリティの追求

3. 周りの評価よりも自分の作品に
誠実である事


音楽でも絵画でも文筆でも全てのクリエイターにとってこれってどれも物凄く大切な事なんですが出来ている人って少ないですよね、評価に流されたり人に受ける作品にしてしまおうとなりがちだったり。
私は美術館へ行くのが好きなんですがかまってちゃんの作品は美術館に飾られているその時代の作品群から別方向への枝を伸ばして行った芸術家、マティスやボナールの作品みたいだなと思う事があります。大袈裟でしょうか笑?単なる信者の戯言なんて笑わないでくださいね。畑も違うし作品の雰囲気や方向性も全然違うのですが、そう感じるのは多分そんな根底にあるオリジナリティを貫くクリエイターの考え方からなんじゃないかなと思ってたりしてます。この前の配信での子さんが「刺さる作品は作り始めの段階が違う」って言っていたのですがまさにそういう事なんじゃないかなと思ってます。当時批判されたボナールに何十年後の今、私ようなファンができるのと同じように未来の人たちにもかまってちゃんを聴いて貰えたらいいなって思います。

私の大好きな画家、ピエール・ボナールの作品《プロヴァンス風景》
(東京国立近代美術館収蔵)


そんな感じなのでかまってちゃんにはクリエイターのファン多いですよね、お笑い、ミュージシャン、デザイナー、漫画家…などなど多方面です。私が密かにリスペクトしているクリエイターの1人「装幀(そうてい)の神」(←私が勝手に言ってます笑)デザイナーの祖父江慎さんが配信で普通にコメントしてた時はびっくりしました。祖父江さんもその方面で大きな分岐点を作った方です、スゴイお方です。

(うちの実家の本棚にあった古い雑誌に祖父江さんの記事が載ってました。)

この記事の中で若かりし頃の祖父江さん「本も音楽なんかと同じじゃないかな。リズムもテンポもあるしね」なんて言ってます。


前回のブログに書いた「仲間を探したい」の 最後の歌詞「もう来ない日々を無くさないように僕の空をさ強く進んでくよ」ってところに私は仲間との時間の先にあるクリエイターの孤独な戦いを連想してしまいます。自分だけかな?

自分のペースを保つために自分の世界を壊される事がないように孤高になる事、それって創作活動する人にとってもの凄く大切なんですよね。

で結局何が言いたいの?って感じになってしまいましたが結局言いたいのは 「大切な事を思い出させてくれてありがとう。」ってことなんです。かまってちゃんに、の子さんに感謝なんです。の子さんの作品にガチ恋なのです。

これからもずっとかまってちゃんのファンでいたいと思います。いえ、「いたい」とかじゃないんですよね、もうこれは必然です。完全に中毒ですから笑。

以上。(照れ)