June 5, 2025
「上海遠征その1:準備編」
こんにちは今回は神聖かまってちゃん上海遠征〜準備編〜です。上海(シャンハイ)のバンダイナムコ上海文化センター(万代南夢宮上海文化中心)で行われたワンマンライブに2泊3日で行ってきたのでどんな感じで準備したかざっくり書いていこうと思います。 かなり説明アバウトですが「ひとりで上海へ海外遠征行きたいな」って方の参考になればと思ってます。(ちなみに中国行くの初めてです。)
〈ライブチケット購入〉
まずはチケットですが
「秀动(Show Start)」という中国のチケットアプリから購入しました。
(秀动リンク)
かまってちゃんの公式Xで発表された時にリンクから飛んだ感じです。(全文中国語なのでなかなか大変ですが)まずアカウントを作ります。アカウント作成時にパスポートNoや実名などの入力が必要となります。日本のチケット販売と違い個人情報を多く聞かれるので抵抗ある方は中国への遠征はちょっと厳しいかもです。あと支払いが「Alipay(アリペイ・支付宝)」か「WeChatPay(ウィーチャットペイ・微信)」という中国の電子決済のみでした。なのでチケット発売日前までにアプリでAlipayかWeChatPayの登録を済ませて海外支払い対応のクレジットカードを紐づけしておいてください。
↓最初に携帯電話番号での認証入力があります。日本の電話番号は頭が+81で最初のゼロを取った形にします。
(例070-1234-5678→+817012345678)
ここでSMSに確認コードが送られて来るので中国からのSMSが届くようにしておかなければいけません。
これがひと苦労でした汗。何故だかSMSが届かなくて…色々試行錯誤してなんとか届きました。届かない方は次のことしてみてください。(Wi-Fiをオフ、データローミングオン、キャリアの海外からの受信設定をオン、迷惑受信設定確認、スマホを再起動、1日待つ。)
↓SMS認証が出来るとニックネーム入力やら興味のあるコンテンツとかを聞かれて
↓名前とIDの種類(パスポート)、ID(パスポート)番号を聞かれます。(変更が出来ないっぽいので正確な情報を入力してください。)
↓登録が終わってチケット購入ボタン「立即购票」を押すと。
↓公演都市情報を確認されます。
↓普通チケットかVIPチケットか聞かれます。(「¥」と表記されてますが元です。中国の元も金額マークが同じらしいです。)
(今回、後方で見ようと思ったので普通チケット取ったのですが、VIPだとの子さんイラストのクソカワイイ限定クリアポーチが貰えたっぽいです。残念。)
↓次に支払い方法が聞かれます。今回は「支」マークのAlipayを使用しました。
Alipayのアプリに自動で移動します。(アリペイは日本語対応です。ちなみに「銀行カード」というのはクレジットカードのことです。)
↓無事に購入できると↓こんな感じでアプリからチケットが見れるようになります。
↓現地でチケット見せる場合は「我的(マイページ)」の「我的订单(私の注文)」から入るとチケットが出せます。
〈パスポートの準備〉
絶対に必要なもの。そう、それはパスポート。 なので持ってない方はとりあえず用意してください。 もともと持ってる方も期限大丈夫か確認してください。
パスポートなんか最近新しくなったっぽいですね。偽造防止で写真ページがプラスチックになったそうです。その関係で発行に1か月ほどかかるそうです。余裕を持って準備してください。
〈渡航ビザ〉
2024年11月30日~2025年12月31日まで30日間までなら日本人の観光目的のビザは免除だそうです。それ以降はどうなるのか分かりませんが。
〈航空券とホテルの予約〉
今回はTrip.comで手配しました。安かったので春秋航空(SPRING JAPAN)にしたのですがオンラインチェックインが出来ません、当日カウンターに並ばないといけないので英語苦手な方やオンラインチェックイン希望の人は別の航空会社が良いかもです(現地でネットが繋がらない場合を想定すると案外アナログな方が安心かもしれませんが)。
Trip.comから予約時に届くメールの「旅程表(eチケットお客様控え)」をプリントアウトしておくことをおすすめします。
〈アプリ〉
私が今回の遠征のために入れたアプリがこちら↓
①秀动(Show Start)
ライブチケットのアプリです。
②Alipay(アリペイ・支付宝)
中国で一番使われているQR決済アプリです。中国行くなら必須です。日本語対応してます。アプリをダウンロードしてアカウント作成が済んだらトップページより「銀行カード(クレジットカード)」を追加してください。中国で使用できるようにクレカは海外使用可能なものを登録しましょう。中国旅行でよく聞く「セキュリティの関係でカード止められた問題」もあるので何枚か登録しておくと良いそうです。
地下鉄もアリペイで乗れます(詳しい地下鉄パス事前登録と利用方法はこちら)。今回タクシーは使いませんでしたがアプリ内からタクシーも呼べるっぽいです。
③WeChatPay(ウィーチャットペイ・微信(ウィシン)
中国のLineのようなアプリです。今回は全てアリペイで支払いをしたので使いませんでしたが、クレカを登録してQR決済もできます。現地のファンとお友達になりたい方は入れとくと良いかもです。
④外務省の安全アプリ
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/
oshirase_kaian_app.html
行く国でなんだかのっぴきならない事態が起きるとここから通知が来るので登録しておいた方がいいです。
⑤旅行会社のアプリ
航空券は安かったのでここ経由で旅行保険と一緒に予約しました。いざという時の為に保険は必須です。
⑥翻訳アプリ
正直Googleの翻訳は信用してないのですが入れておきました。中国は行く場所にもよるのかもですが上海は観光客が多いのでわりかし英語通じました。
⑦Amap
中国の地図アプリです。中国ではGooglemapが使えないので。
あとアプリではないですが、
日本帰国手続きサイト
https://services.digital.go.jp/visit-japan-web/
「Visit Japan Web」という日本のデジタル庁が運営しているサイトです。事前に渡航予定を登録しておいて必要事項を入力すると入国審査(イミグレーション)がQRコードでできるようになり、入国カード(イミグレーションカード)の記入が不要になります。
スマホキャリアのローミング登録サイト
今回もeSIMなどは使わずにいつも使っているキャリアのローミングを使いました。ローミングだといつもと変わらずにスマホが使えます。大体1日1000円くらいです。
〈持ち物〉
基本、パスポートとスマホがあれば何とかなるのですが、あると良いものをいくつか。
②ジップロック
飛行機使う人なら知ってると思いますが機内に持ち込む液体物は全て100ml以下の容器で1人合計1Lまでです。それをジップロックに入れてセキュリティゲートを通る時にバックから出して通過します。ジップロックのサイズでいうとMサイズ。ファスナー部分結構壊れやすいから予備も持ってっとくと安心です。歯磨き粉なんかも液体物になります。とにかくトロッとしたものは液体扱いになります。
③ボールペン
イミグレーション(入国)カードを記入する際に必要です。カード記入台にボールペンありますが、本数がすくないのでボールペン待ちみたいになります。
ちなみに油性マジックは引火性の危険物扱いになるので持たない方が無難です。
↓入国カード(イミグレーションカード)の書き方(中国)
④防犯対策グッズ
上海は結構安全でしたがスリは注意した方がいいです。
パスポートはお腹に巻いておきましょう。
スマホは首からかけておいた方が良いです。
ポーチやバックのファスナーに100均のでいいので開けにくくする為にカラビナつけておくといいです。
⑤お金
今回現地通貨は100元(約2千円)現地のATMからクレジットカードのキャッシング機能で引き出しました。
が、全てアリペイで支払いできたので全く使いませんでした。現金しか使えない小さな屋台とかもあるかも知れないので少しあると良いかも。あとスマホが使えなくなった時用の電車代として予備に持っとくと安心です。
航空券、ホテル代、ライブチケット代、グッズ代以外で使用した金額は電車移動代含めて5千円くらい、全予算約10万円でした。
<ATM操作方法>
クレカを挿入して
↓
「pin(クレカの暗証番号)入力」
↓
「withdrawal(引き出し)」
↓
「credit(クレジット)」
↓
「100元(金額)」
で引き出せます。
⑥ローミングとモバイルバッテリー
充電切れてスマホが使えないと詰むのでモバイルバッテリーは必須かも。ちなみにモバイルバッテリーは飛行機で預ける事ができません、手荷物で機内持ち込みしてください。飛行機に持ち込めるリチウム電池製品はスマホ含めて2個までです。電波はキャリアのローミングを登録しておきました。
⑦薬
海外は水道水が飲料に適さない場合がほとんどです。氷などでもあたる場合があるので胃腸薬は念のため持って行っとくと安心です(正露丸最強です。糖衣のものならの匂いが荷物につかないのでオススメ。海外でも空港で正露丸と言えば日本人と言われるくらい有名です笑)。違法なものと誤認されない為にも内容物が分かるように移し替えたりせずパッケージのまま持って行くことをお勧めします。処方薬の場合、国によっては成分が違法になることもあるので医師に相談して「薬剤情報提供書(成分等が記載されているもの)」と「薬剤証明書(正当な理由で所持している証明書)」を(英文)で貰ってください。
⑧電圧機・差し込み口変換プラグ(中国の電圧について)
中国の電圧は220Vだそうで日本の100Vと違うそうです。国際規格(100~240V対応)の電気製品なら大丈夫ですが違うものを持っていく場合は変圧器が必要です。差し込み口は日本のものをそのまま差し込んでも大丈夫でした。ちなみにUSBプラグで充電するものはタイプAでもタイプCでも電圧は5Vで全世界共通なのでUSBの形状の合う差し込み口があればスマホ等の充電も大丈夫だそうです。(↓写真は変電圧なしの差し込み口変換プラグです。)
大切なことを(これ案外一番だいじかもです)。
中国もトイレで紙が流せないところがほとんどです(ホテルでも流せませんでした)。
トイレに備え付けのゴミ箱があるので使用済みの紙はそこへ捨てます。
(これが寝ぼけてたりするとうっかり流しちゃいそうになるんですよね…笑、ご注意を。)
連泊される場合や友達や恋人と行かれる方など気になる方は100均などで売っているペット用やサニタリー用の中の見えないゴミ袋を用意しておくことをオススメします。
外出先でトイレで紙がない、なんて事もよくあるっぽいのでポケットティッシュは持っていた方が良いです。
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〈Alipay(アリペイ・支付宝)での地下鉄パス事前登録と利用方法〉
地下鉄を利用するには事前登録が必要です。
画像が日中英の言語入り混じってしまって分かりずらいですが…
↓まず「上海」を選択して、「モビリティ」を押します。
↓「地铁」を選択して、「前往査看」を押します。
↓「Metro」のところの「前住开通」を押します。
↓チェックマークをつけて「Agree」を押すとアリペイのアカウントを作成した際に登録した「支払いパスワード」を聞かれるので6桁を入力。
↓QRが発行されます。
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登録済み使用時に
↓「モビリティ」を押すと
↓QRが出るので
↑このQRを改札の↓ここにかざします。
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〈いざという時のために〉
もし海外旅行中パスポートをなくしてしまったら…。大使館にいけばなんとかしてくれる?Non Non. 手続きに必要な書類が無いとなにもしてもらえないんですよ、これが。書類をどうにかして日本から調達しなくてはいけなくなります。そして再発行にはヘタすると1カ月以上かかるそうです。考えただけでそら恐ろしい…。そうならない為に事前に必要なものを用意しておく事をオススメします。用意しておくと再発行ではないですが帰国するためだけの臨時の渡航書を発行してもらえます。
(必要なもの)↓
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「帰国の為の渡航書」申請
⭐︎パスポートのコピー
⭐︎ 戸籍謄本(6ヶ月以内のもの)原本1通
⭐︎写真3.5cm×4.5cm (6カ月以内のもの)2枚
⭐︎手数料120元
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まずは公安に行って紛失照明を発行して貰ってそれから日本国総領事館へ行くそうです。
詳しくは在上海日本国総領事館のサイトで。
https://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000726.html
在上海日本国総領事館
代表電話:021-5257-4766
夜間・休日: 136-0168-5675
89 Wanshan Rd, Changning District, Shanghai, 中国 200051
メトロ15号線「紅宝石路」駅が最寄りだそうです。
失くすなんて無いに越したことないですけどね、パスポートは肌身離さず寝る時もお腹に巻いておきましょう。
戸籍謄本などの必要書類は小さく畳んでお守り代わりに。パスポートとは別のところへ保管です(ホテルのセキュリティボックスなど)。リスクは分散です。スマホ失くした時の為に航空券控えを一緒に入れておくのも良いです。
(クリップ付けてますがスマホのSIMを取り替えたい時に重宝します。)
それとクレカナンバーと期限、visaなどの種類、カード会社の連絡先を控えておくのもおススメしますクレカ紛失の時は速攻停止します。
メモの方法も自分だけが分かるような感じにしとくと良いです 例えば「VISA→🍕」とか番号も「1234→ひふみよ」とかパッと見、日本語勉強しただけではよく分からないような感じで自分だけが分かるようにしとくと良いです。
そこまでする必要ある?って思うかもしれませんが…私、の子さん以上に心配症なので笑。しかも1人旅ですからね、なにかあった時は自力でなんとかしないといけないので用心に越した事はありません。
※こちらに書いた情報は変更される場合もあるので出発前に正式なホームページなどで確認をしてください。
…こんなところでしょうか。
台湾遠征ブログのコピペもちょいちょいありましたが…手抜きました(笑)
次回は「出国~上海(ライブ前日)移動編」です。ではでは。