きーたんの聖地巡礼回顧録

August 32, 2025

その23「次の時代へ」

 

こんにちは、もう夏も終わりですね。ひぐらしがなんとも切ない季節です。クロニクル(年代記)見てくださった方ありがとうございます。配信っていいですよね、過去も現在も変わらずにそこにはブラックホールのように凝縮された熱量と衝動が映ってます。アーカイブって現代のタイムマシーンだなって思います。
クロニクルのトップに載せた「おK、さぁ伝説作ろうか」ってあれ、2008年10月1日の新宿の路上配信の時のリスナーさんのコメントなのですが、めっちゃカッコよくないですか?読み人知らずなところもカッコいい。かまってちゃんの配信はリスナーさんのコメントもたまに凄く良いのがあって大好きです。

の子さんの病状はまだまだ落ち着かないようですね、長期戦だと思うので焦らずに治療して欲しいなと思ってます。私がブログを書き始めたのが2年半前、2023年1月。1番始めのブログの冒頭にちらっとだけ書いたのですがあの当時私もの子さんと同じようにウィルスで腕の神経を痛めてしまい、手が思うように動かなくなってしまっていました。私も利き腕だったのでペンタブのペンを持つだけでビキーンとした激痛。悶絶で肩を抑えながら片膝立ててしゃがみ込み「くっ…こんなところで終われねーんだよ…」のポーズで30分くらいそのまま動けなくなる事もありました。なんだか病気って人を厨二にさせますね。その姿にちょっと自分で笑っちゃってましたが。痛すぎると人って笑うんだな。痛みに耐えて絵を描いてもミミズがのたうち回ったような線しかかけず、タイピングすらままならない。「終わった…」って思いました。仕事もできないし寝返りも痛くて起きてしまう、ひまで悪い方向にばかり考えてしまうので気を紛らすために始めたのがブログでした。「そうだ、私にはまだ両目と反対の手がある」「全てを失ったってまたゼロから始めればいい、今までだってそうして来たじゃないか」こんな風に自分を鼓舞して自暴自棄との間を行ったり来たりしてました。スマホのフリック入力はホントにありがたいです。片手の親指だけでできますからね、しかも私、スマホ持つ手は利き手と逆なので助かりました。原因も症状の重さも違いますが今回のの子さんと症状似てるなって思います。痛いと言ってる場所もほぼ同じだし、神経痛めると帯状疱疹も併発しやすいんですかね?の子さんほど重症では無かったですが、あのとき初期の段階で軽度の帯状疱疹にもかかりました。自然治癒をただひたすら待つしかないんですよね。私は筋膜と関節包の拘縮も始まってしまっていたので筋膜リリース(ハイドロリリース注射)もしてもらいました。あとはこれ以上固まらないようにリハビリ。これが痛いんだわ。グリグリやられて最初のうちは翌日も結構残る感じがしてたけど、週2で通ってたら3ヶ月くらいで可動域がだいぶ広がるようになりました。今では普通に天高くこぶしを突き上げられます「マイウォー」。放置するとそのまま固まってしまうそうなので痛みに耐えてやっといて良かったと思ってます。大丈夫。楽観的に気安く言うなと言われそうだけど…
ラピュタのパズーのセリフを借りて、

「行こう!父さんの行った道だ!父さんは帰って来たよ!」

…って、僕は父さんではないけどね。


の子さんなら大丈夫。天才だから。
じゃあ、未来で待ってる。
ひとあしお先に、8月32日の先へ。